【2025年最新版】おすすめ軽バン10選！積載・燃費・使い勝手を徹底比較

 1.圧倒的な維持費の安さ

• 自動車税が年間5,000円（普通車の乗用モデルと比べると約1/7）
• 車検費用も5～7万円程度
• 燃費15～20km/Lで燃料費も節約

 2.取り回しの良さ

• 最小回転半径4.1～4.5mで商用車としての小回り性能が高い
• 住宅街や工場現場でも活躍
• 駐車スペースを選ばない

 3.初期投資の少なさ

• 新車でも100～200万円
• 中古なら30万円から購入可能
• リースも月2万程度から

プロが教える！軽バン選びの５つのポイント

積載量・荷室の広さで選ぶ

軽バン選びで最も重要なのが積載能力です。カタログ値だけでなく、実際の使い勝手を確認しましょう。

 荷室寸法の見方：

• 荷室長：リアゲートから運転席背面まで
• 荷室幅：ホイールハウス間の最小幅を確認
• 荷室高：床面から天井までの高さ

 実用積載量の目安：

• みかん箱（10kg）：約20～30箱
• ビールケース：約40ケース
• 畳：縦積みで4～6枚
• 2×4材（8フィート）：斜め積みで可能

燃費性能・ランニングコストで選ぶ

年間1万km以上走る事業用途では、燃費の差が大きなコスト差になります。

 実燃費の目安：

• 市街地：12～15km/L
• 郊外：15～18km/L
• 高速道路：17～20km/L

 年間ガソリン代の試算（年間12,000km走行の場合）：

• 燃費15km/L：ガソリン代 約128,000円
• 燃費18km/L：ガソリン代 約107,000円
• 燃費20km/L：ガソリン代 約  96,000円

　　　※ガソリン単価160円/Lで計算

使い勝手・装備で選ぶ

日々の業務効率を左右する装備をチェックしましょう。

 必須装備：

• 両側スライドドア（狭い場所での荷物の出し入れ）
• バックドア（観音開き or 跳ね上げ式）
• パワーウィンドウ（運転席は最低限必要）

 あると便利な装備：

• キーレスエントリー
• 荷室LED照明
• 12V電源ソケット（複数）
• エアコン（真夏の配送には必須）

耐久性・信頼性で選ぶ

商用車は10万km以上走ることも珍しくありません。

 耐久性のチェックポイント：

• エンジンの実績（NA or ターボ）
• ミッションの種類（CVT、AT、MT）
• 部品供給体制
• 整備のしやすさ

 故障リスクの少ない選び方：

• シンプルな構造のNAエンジン
• 実績のあるモデル
• 販売台数の多い車種

リセールバリューで選ぶ

3～5年で乗り換える場合は、残価も重要です。

 高く売れる軽バンの特徴：

• 人気カラー（白・シルバー）
• 走行距離10万km以下
• 事故歴なし
• 定期整備記録あり
• 人気車種（エブリィ、ハイゼット）

【2025年最新】おすすめ軽バン10選を徹底解説

1. スズキ エブリイ

スズキ エブリィ
基本スペック・価格帯
新車価格	99.1万円～153.9万円
中古相場	30万円～120万円
全長 × 全幅 × 全高	3,395mm × 1,475mm × 1,895mm
荷室寸法・積載性能
荷室長	1,955mm（2名乗車時）
荷室幅	1,385mm（最大）
荷室高	1,240mm
最大積載量	350kg
荷室容量	軽バンNo.1の広さ
燃費性能
JC08モード	17.0～19.0km/L
WLTCモード	14.6～17.0km/L
実燃費	13~16km/L

評価ポイント：

軽バン販売台数No.1の実力は本物。荷室の広さ、使い勝手、耐久性すべてにおいてバランスが良い。特に「JOINターボ」グレードは、ターボエンジンで坂道も楽々。AGS（オートギアシフト）は停止～発進でギクシャクしやすく慣れが必要だが、燃費向上に貢献。

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2. ダイハツ ハイゼットカーゴ

ダイハツ　ハイゼットカーゴ
基本スペック・価格帯
新車価格	104.5万円～160.6万円
中古相場	35万円～130万円
全長 × 全幅 × 全高	3,395mm × 1,475mm × 1,875mm
荷室寸法・積載性能
荷室長	1,915mm
荷室幅	1,375mm
荷室高	1,235mm
最大積載量	350kg
環境性能
WLTCモード	14.7～15.6km/L
実燃費	12～15km/L

評価ポイント：

2021年のフルモデルチェンジで安全装備が充実。スマアシ標準装備は軽バンで初。CVTの採用で走りがスムーズになった。電子制御式4WDは雪道や悪路で威力を発揮。

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3. ホンダ N-VAN

ホンダ　N-VAN
●基本スペック・価格帯
新車価格	134.2万円～183.7万円
中古相場	80万円～160万円
全長 × 全幅 × 全高	3,395mm × 1,475mm × 1,945mm
●荷室寸法・積載性能
荷室長	1,585mm （助手席ダイブダウン時：2,635mm）
荷室幅	1,390mm
荷室高	1,365mm
最大積載量	350kg
特徴	助手席側ピラーレス
●燃費性能
WLTCモード	17.0～19.2km/L
実燃費	14～17km/L

評価ポイント：

独創的な助手席側ピラーレス構造で、長尺物の積載に便利。ホンダセンシング標準装備で安全性も高い。ただし、荷室長は他車より短めなので、積む荷物のサイズを要確認。デザイン性の高さは軽バン随一。

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4. スバル サンバーバン

評価ポイント：

ダイハツからのOEM供給（ハイゼットカーゴと同一車種）。スバルディーラーでのメンテナンスを受けられるのがメリットで、特にスバル独自の4WDシステムに長年信頼を置いているユーザーから根強い人気があります。

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5. 日産 NV100クリッパー

評価ポイント：

スズキ エブリイのOEM車。日産の広範なディーラーネットワークでメンテナンスを受けられるメリットがあります。日産車を社用車として利用している企業などには、窓口が一本化できるため特におすすめです。

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6. 三菱 ミニキャブバン

評価ポイント：

こちらもスズキ エブリイのOEM車。商用車に強い三菱ディーラーならではの法人向けサービスが充実している点が魅力です。フリート契約などを検討している企業にも適しています。

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7. マツダ スクラムバン

評価ポイント：

スズキ エブリイのOEM車。専用の内装色など、マツダらしい細かな装備の違いがある。中古車市場では比較的お買い得な価格で流通していることが多い。

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8. トヨタ ピクシスバン

評価ポイント：ダイハツ ハイゼットカーゴのOEM車。トヨタのブランド信頼性と、全国を網羅するディーラー網の充実が最大の魅力。法人向けのトータルサポートにも強みがあり、アフターサービスを重視する企業におすすめです。

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9. スズキ エブリイワゴン（5ナンバー）

評価ポイント：

4ナンバーではないが、仕事にもプライベートにも使える万能選手。後席の快適性が高く、エアコンやパワーウィンドウなど装備も充実。ただし維持費は4ナンバーより高い。

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10. ダイハツ アトレー（5ナンバー）

評価ポイント：

2021年12月に17年ぶりのフルモデルチェンジ。ターボエンジンのみの設定で、パワフルな走りが特徴。インテリアの質感は軽自動車トップクラス。

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業種別！おすすめ軽バンはこれだ

配送業・宅配業におすすめ

●推奨車種：スズキ エブリイ JOINターボ

 理由：

• 1日の乗り降りが多い業務に対応する両側スライドドア。
• クラストップレベルの荷室の広さで積載効率が高い。
• ターボエンジン搭載で、荷物満載時でも軽快な走行が可能。
• 住宅密集地での取り回しの良さは、配送効率の向上に直結します。

建設業・工務店におすすめ

●推奨車種：ダイハツ ハイゼットカーゴ 4WD

 理由：

• 電子制式4ＷＤで、未舗装の現場への侵入も安心。
• 頑丈なボディ設計で、重量のある工具の積載にも適応。
• 先進安全装備「スマートアシスト」で移動中の安全性も確保。
• パワーゲートなどの後付け架装にも対応しやすい。

農業・園芸業におすすめ

●推奨車種：スバル サンバーバン 4WD

 理由：

• 悪路走破性に定評のある4ＷＤシステム
• 防錆処理がしっかりしている
• 荷室が汚れても掃除しやすい
• メンテナンス性が高い

サービス業・メンテナンス業におすすめ

●推奨車種：ホンダ N-VAN +STYLE FUN

 理由：

• 助手席側ピラーレス構造により、他にはないユニークな荷物の出し入れが可能。
• 洗練されたデザインは、企業のイメージアップにも貢献。
• 先進安全装備「Honda SENSING」で長距離移動も安心。
• 助手席側から直接機材を出し入れできるため、作業の時短や効率化が期待できます。

個人事業主・フリーランスにおすすめ

●推奨車種：スズキ エブリイワゴン JPターボ

 理由：

• 仕事にもプライベートにも使える
• 4人乗車可能で家族利用もOK
• 装備が充実していて快適
• リセールバリューが高い

軽バンに関するよくある質問

Q1. 軽バンの耐用年数は何年？

A. 税法上の法定耐用年数は4年ですが、実用上は10～15年、あるいはそれ以上使用できます。適切なメンテナンスを行えば、20万km以上走行することも珍しくありません。実際に、長年にわたり大切に整備された20万km超の軽バンが現役で活躍している例も多く見られます。

Q2. 4ナンバーと5ナンバーどっちがお得？

A. 年間走行距離1万km以上なら4ナンバーが断然お得です。税金・保険・車検頻度の差で年間維持費5万円程度の差が出ることもあります。ただし、乗り心地や装備を重視するなら5ナンバーも選択肢です。

Q3. 軽バンでも高速道路は走れる？

A. もちろん走れます。法定速度は100km/hで普通車と同じ。ただし、満載時は80km/h程度が現実的です。追い越し車線の使用は最小限に。

Q4. AT車とMT車、どちらがおすすめ？

A. 最近はAT（AGS、CVT含む）が主流で、疲労軽減効果大。MT車は中古で安く、燃費も良好。運転に慣れているならMTもあり。故障リスクはMTの方が低いです。

Q5. 軽バンの任意保険は高い？

A. 商用軽バンは保険料が比較的安いです。年齢や等級にもよりますが、年間3～5万円程度。車両保険を付けなければさらに安くなります。

Q6. リースと購入どちらがお得？

A. 5年以上使うなら購入、3年程度で乗り換えるならリースがお得。リースは経費処理が簡単で、初期費用も抑えられます。月額2～3万円程度から可能。

軽バンの新車・中古車市場動向

2025年の新車市場