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【保存版】大雨の日、車の出発前・運転中・停車中に絶対やってはいけない10のこと

いざというときに愛車と命を守るためには、"事前の知識"が欠かせません。
近年は、ゲリラ豪雨や線状降水帯による道路冠水が全国で増えています。
「少しぐらいの雨なら大丈夫」と思っていた行動が、事故や故障につながるケースも少なくありません。
特に注意したいのが
- 劣化したワイパーのまま走る
- タイヤを点検せずに出発する
- 冠水道路へ進入する
といった"ついやってしまいがちな行動"です。
/また、年式が経過した車では、ゴム部分や電装系の劣化によって雨の日のトラブルが起きやすくなることもあります。
この記事では、大雨の日に「絶対やってはいけないこと」を、出発前・運転中・停車中の3つの場面に分けて解説します。
雨の日の事故や故障を防ぐためのチェックリストとして、ぜひ参考にしてください。
① ワイパーの劣化を放置したまま出発する
「雨が降ったらワイパーを動かせば大丈夫」
そう思っていませんか?
実は、劣化したワイパーのまま運転するのは危険です。
ワイパーゴムが傷んでいると、
- 拭きムラが出る
- 水がにじんで視界が悪くなる
- "ビビり音"と呼ばれるガガガという振動が出る
といった症状が起こります
視界不良は、雨の日の事故リスクを大きく高める原因です。
さらに、裂けたゴムを使い続けると、金属部分がフロントガラスに当たり、傷が付くこともあります。
ワイパーは使用回数だけでなく、紫外線や暑さでも劣化します。
交換時期は1年前後が目安です。雨の多い季節の前には、一度状態を確認しておきましょう。

② タイヤの溝や空気圧を確認せずに走り出す
雨の日は、タイヤの状態が安全性を大きく左右します。
特に注意したいのが、
- タイヤの溝
- 空気圧
- 偏った摩擦(片減り)
の3つです。
空気圧が不足するとタイヤがたわみ、水をうまく排出できなくなります。
その結果、「ハイドロプレーニング現象」と呼ばれる、タイヤが水の上に浮いた状態になりやすくなります。
ハイドロプレーニング現象が起きると、ハンドルやブレーキが効きにくくなり非常に危険です。また、溝が残っていても片減りしているタイヤでは、ブレーキ性能に偏りが出ることがあります。
年式が経過したタイヤは、見た目以上にゴムが硬化している場合もあるため、
- 側面のヒビ
- ゴムの硬さ
- 製造年週
も確認しておくと安心です。
出発前には、目視と空気圧チェックを習慣にしましょう。
③ フロントガラス下の排水溝の詰まりを放置する
フロントガラスの下、ワイパーの奥には、雨水を流すための排水溝があります。
この周辺は「カウルトップ」と呼ばれる部分です。
ここに落ち葉や泥が詰まると、雨水がうまく排出されなくなります。
すると、
- ボンネット内に水がたまる
- エアコンの吸気口から車内へ水が入る
- 電装系トラブルにつながる
といった不具合が起こることがあります。
特に屋外駐車が多い車は注意が必要です。難しい装備は必要ありません。
目視できる範囲だけでも、落ち葉やゴミが溜まっていないか確認しておきましょう。

/
④ 冠水した道路にそのまま進入する
「このくらいの水たまりなら大丈夫」
そう思って侵入するのは非常に危険です。
冠水した道路では、
- 水深約10cmでブレーキ性能が低下する
- 水深約30cmで走行不能になる危険が高まる
とされています。
さらに、吸気口から水を吸い込むと、エンジン内部が破損する「ウォーターハンマー現象」を起こすことがあります。
一度エンジン内部に水が入ると、高額修理や廃車につながるケースも少なくありません。また、水位が高くなると、水圧によってドアが開けづらくなることもあります。
たとえ他の車が通れていても、安全とは限りません。
アンダーパスや冠水道路は無理に進まず、迂回を選ぶ勇気が大切です。
※アンダーパス … 線路や高架道路の下をくぐるために、周囲より低い位置に作られた道路のこと
⑤ 濡れた路面で急ブレーキをかける
雨の日は、路面とタイヤの摩擦が減るため、ブレーキ時にスリップしやすくなります。
特に急ブレーキをかけると、
- タイヤが滑る
- ハンドル操作が乱れる
- 追突事故につながる
といった危険があります。
また、雨の日は制動距離も乾いた路面より伸びやすくなります。
そのため、
- 車間距離を普段より長めに取る
- ブレーキは早めに踏む
- やさしく減速する
ことが大切です。
雨の日ほど、"急"の付く操作を避けましょう。
⑥ 無灯火やスモールランプだけで走行する
雨の日は、「自分が見えるか」だけじゃなく、「周囲から見えているか」が非常に重要です。
スモールランプだけでは、雨や霧の中でも車の存在が十分に伝わらないことがあります。
特に、後続車・歩行者・対向車からの視認性が下がるため危険です。
雨で視界が悪い時は、昼間でもロービームを点灯しましょう。
早めのライト店頭は、自分のためだけでなく周囲への安全アピールにもなります。
⑦ 雨でも普段通りのスピードで走る
「制限速度を守っているから大丈夫」
そう考えてしまいがちですが、雨の日は"制限速度=安全速度"とは限りません。
/濡れた路面では、
- 白線
- マンホール
- 横断歩道
等が特に滑りやすくなります。
速度が出ていると、わずかなハンドル操作でもスリップする危険があります。
さらに雨の日は視界も悪くなり、
- 歩行者の発見が遅れる
- 急な飛び出しに反応できない
といったリスクも高まります。
大切なのは、「見える範囲で安全に止まれる速度」で走ることです。
⑧ 低地や冠水しやすい場所に駐車する
大雨の日は駐車場にも注意が必要です。
特に、
- 周囲より低い場所
- 側溝の近く
- 川沿い
- 地下駐車場
などは、水が集まりやすく冠水リスクが高くなります。
短時間のつもりでも、急激な豪雨によって車が水没するケースもあります。可能であれば、
- 高台
- 立体駐車場の上階
- 水はけの良い場所
を選ぶと安心です。
⑨ 窓やサンルーフを少し開けたまま離れる
「少しだけ開けて換気しておこう」
その油断が車内トラブルにつながることがあります。
大雨の日は、わずかな時間からでも雨が吹き込み、シートの濡れやカビ、異臭の原因になることがあります。
また、窓まわりには「ウェザーストリップ」と呼ばれるゴム製のパッキンが使われています。
このゴムが劣化していると、小さな隙間からでも雨水が入り込みやすくなります。
- ゴムの硬化
- ヒビ割れ
- めくれ
が見られる場合は、早めの点検・交換を検討しましょう。
⑩ 浸水した車を自分で再始動する
車が冠水した場合、焦ってエンジンをかけ直すのは非常に危険です。
浸水車は、エンジン内部や電装系、ハイブリッドシステムなどに水が入り込んでいる可能性があります。
/その状態で再始動すると、内部部品が破損し、故障が悪化することがあります。
特にエンジン内部に水が入っている場合、再始動によって重大な損傷につながるケースもあります。「少し濡れただけだから大丈夫」と自己判断せず、まずは販売店や整備工場、ロードサービスへ相談しましょう。
大雨の日は、道路状況も車のコンディションも、普段通りとは大きく変わります。
特に年式が経過した車では、ワイパー、タイヤ、ゴム部品、排水まわりなどの劣化が、雨の日のトラブルにつながることもあります。
だからこそ、
- 無理に冠水路へ入らない
- スピードを落とす
- 出発前に点検する
といった基本行動が大切です。
雨の日の安全は、"事前の確認"で大きく変わります。
ぜひこの機会にご自身の車をチェックしてみてください。
「少し気を付けるだけ」で、防げる事故や故障はたくさんあります。
「自分の車は大丈夫かな…?」と感じた方は、雨が本格化する前に一度点検しておくと安心です。
部品の劣化は、普段は気づきにくくても、雨の日に突然トラブルとして現れることがあります。当店では、雨の日の安全走行に関わるポイントの点検や、お車の状態に合わせたメンテナンスのご相談も承っています。
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