軽自動車のサイズ選びで迷ったらこの記事!プロが教える失敗しない選び方

2024年09月02日カテゴリ:軽自動車

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軽自動車のサイズ規格とは?実際どれくらい?

軽自動車のサイズと排気量の規格

軽自動車とは、道路運送車両法で定められた規格を満たす自動車のことです。具体的には、以下の条件を満たす必要があります。


軽自動車
全長 × 全幅 × 全高3.40m × 1.48m × 2.00m 以下
排気量660㏄ 以下
定員4名 以下
貨物積載量350㎏ 以下

これらの規格は、日本の道路事情や駐車場事情を考慮して定められています。軽自動車は、狭い道でも運転しやすく、駐車スペースも小さくて済むため、都市部での利用に最適です。



ディーゼル車の場合のサイズ規格

軽自動車の規格は、ガソリン車、ディーゼル車、電気自動車など、燃料の種類に関わらず同じです。したがって、ディーゼル車の場合も、上記のサイズ規格を満たす必要があります。





軽自動車に規格が設けられている理由

軽自動車に規格が設けられていることで、私たちに以下のようなメリットをもたらします。


安全性の確保

軽自動車は、サイズや排気量が決められているから、万が一の事故のときにも衝撃を抑えてくれるんです。日常の運転でも、「もしもの時も大丈夫」という安心感を持てるのは嬉しいですよね。



環境にも優しい

排気量が制限されているので、CO2の排出量が少なくて済むんです。これって、地球に優しいエコな選択ですよね。自然を大切にしたいと思っている方にとっては、ぴったりのクルマです。



街乗りに便利!

コンパクトなサイズだから、狭い道や混雑した街中でもスイスイ走れちゃいます。駐車場探しもラクラクで、「どこに停めよう…」って悩む時間が減るのも嬉しいポイント。



経済的な負担軽減

軽自動車は、お手頃な価格設定で、税金や保険料も控えめ。だから、車を買った後も家計に優しく、他のことにお金を使う余裕が生まれます。





軽自動車の種類別のサイズ比較

軽自動車は、大きく分けて「セダンタイプ」「ハッチバックタイプ」「トールワゴンタイプ」「SUVタイプ」「軽トラック/軽バン」の5つのタイプに分類されます。それぞれのタイプの特徴とサイズを比較してみましょう。


セダンタイプ

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セダンタイプは伝統的な車両スタイルで、車体がフロント、キャビン(乗員スペース)、トランク(荷物スペース)に分かれています。キャビンとトランクが明確に区別されているのが特徴です。セダンは通常、4ドアで、エレガントで落ち着いたデザインが多いです。


セダンタイプ
用途荷物を運ぶ際にキャビン(乗員スペース)とは別にトランクがあるため、プライバシーやセキュリティが重視される状況に適している。
全長 × 全幅 × 全高
3.39m × 1.47m × 1.40~1.55m
代表車種ダイハツ:ミライース



ハッチバックタイプ

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ハッチバックタイプは、車の後部に大きなリアハッチ(背面のドア)があり、トランクスペースとキャビンが一体化しています。リアシートを倒すことで、荷室を広げることができる柔軟性があります。一般的にコンパクトでありながら、実用的な車内スペースを持つ車が多いです。


ハッチバックタイプ
用途都市部での利用や、小回りが必要な場面で重宝される。荷物の積み下ろしが簡単で、日常的な買い物やレジャーに適している。
全長 × 全幅 × 全高
3.39m × 1.47m × 1.45~1.60m
代表車種
 スズキ:アルト、ラパン
 ホンダ:N-ONE
ダイハツ:キャスト

トールワゴンタイプ

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トールワゴンタイプは、ハッチバックと似た形状ですが、車高が高く、室内空間が広いのが特徴です。スライドドアを備えているモデルが多く、乗り降りがしやすい設計となっています。また、室内の天井が高いため、開放感があり、車内での移動や立ち座りがしやすくなっています。

トールワゴンタイプ
用途家族での利用や、小さな子供やお年寄りの乗り降りが多い家庭に向いている。また、車内での快適性や荷物の積載性を重視するユーザーに適している。
全長 × 全幅 × 全高
3.39m × 1.47m × 1.70~1.80m
代表車種 ホンダ:N-BOX、N-WGN
ダイハツ:タント、ムーヴキャンバス
 スズキ:スペーシア、ワゴンRスマイル

SUVタイプ

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軽自動車ながら高いオフロード性能を持ち、力強いデザインが特徴です。車高が高く、運転席からの視界が良好です。広めの車内空間があり、レジャーや日常使いにも対応しています。4WDモデルが多く、悪路や未舗装路での走行が得意です。


SUVタイプ
用途アウトドアやキャンプなどのレジャー活動に最適。山道や砂利道などの悪路での走行が可能で、日常の街乗りにも適した万能型の軽自動車。
全長 × 全幅 × 全高
3.39m × 1.47m × 1.60~1.75m
代表車種 スズキ:ジムニー、ハスラー
ダイハツ:タフト
 ホンダ:N-BOXスラッシュ
  三菱:eKクロス

軽トラック / 軽バン

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大きな積載能力とコンパクトなボディが特徴です。軽トラックはオープンな荷台で、自由な荷物の積み下ろしが可能です。軽バンは車内に広い荷室を持ち、荷物を雨風から守ることができます。経済性が高く、維持費も安いです。


軽トラック / 軽バン
用途商業利用や農業・漁業に最適。配達業務や資材、収穫物の運搬などに広く利用される。個人の引っ越しや大きな買い物にも便利で、多用途に対応可能。
全長 × 全幅 × 全高
3.39m × 1.47m × 1.70~2.00m
代表車種 スズキ:エブリィワゴン
 ホンダ:N-VAN
ダイハツ:ハイゼットカーゴ
 スバル:サンバーバン




軽自動車と普通車のサイズ比較

軽自動車と普通車のサイズを比較してみましょう。


車種全長全幅全高
軽自動車 (最大)3.40m1.48m2.00m
普通車 (5ナンバー)4.70m1.70m2.00m

普通車(5ナンバー)と比べると、軽自動車は全長が約1.3m、全幅が約0.22m小さくなっています。このサイズの違いは、運転のしやすさや駐車のしやすさに大きく影響します。



駐車場の広さと軽自動車サイズの関係

軽自動車は、普通車よりも小さいので、駐車スペースも小さくて済みます。一般的に、軽自動車用の駐車スペースは、幅2.0m、長さ3.6m程度であるため問題ありません。

一方で、都市部の狭い駐車場や、古いマンションの駐車スペースでは、軽自動車であっても駐車が困難な場合があります。駐車スペースが非常に狭いと、隣の車との間隔が少なくなりすぎて、ドアを開ける際に十分なスペースが確保できないことがあります。また、駐車スペースの前後に障害物(壁や柱など)がある場合、車を出し入れするためのスペースが不足し、軽自動車でも駐車が難しいことがあります。特に、スライドドアの車種では、スライドドアの開閉に必要なスペースが確保できないと、乗り降りが困難になるため、駐車前に確認することが大切です。





軽自動車規格変更の背景と可能性

軽自動車規格の過去と未来

軽自動車の規格は、日本のモータリゼーションの歴史とともに歩んできました。1949年、戦後の復興期に誕生した軽自動車は、全長2.80m、全幅1.00mという、現代の視点から見ると驚くほどコンパクトなサイズでした。当時の排気量も150cc以下と、まさに「小さな巨人」と呼ぶにふさわしい存在でした。

しかし、高度経済成長期に入ると、人々の生活水準が向上し、自動車へのニーズも多様化していきます。それに伴い、軽自動車の規格も徐々に拡大。1990年には排気量が550ccに、1998年には現在の660ccへと引き上げられました。全長や全幅、全高も段階的に拡大され、今日の軽自動車は、かつての「小さな巨人」から、より快適で実用的な乗り物へと進化を遂げました。



軽自動車規格の見直しと改定予定

近年、軽自動車の規格見直しの議論が活発化しています。背景には、安全性能の向上や環境負荷の低減、高齢化社会への対応などがあります。具体的な改定内容としては、以下の点が検討されています。


安全性能の強化


自動ブレーキや衝突安全ボディの義務化など、安全性能をさらに強化する。

環境性能の向上


排出ガスの強化や電動化の促進など、環境性能をさらに向上させる。

高齢ドライバーへの配慮


運転支援システムの導入や視認性の向上など、高齢ドライバーが安心して運転できるような工夫を施す。



800㏄への規格変更はあるのか?

一部では、軽自動車の排気量を800ccに拡大する案も検討されています。しかし、排気量を拡大すると、税金や保険料が上がる可能性があり、ユーザーの経済的負担が増加する懸念があります。また、軽自動車のメリットである小回り良さや燃費の良さも損なわれる可能性があります。そのため、現時点では、800ccへの規格変更は実現していません。





軽自動車のサイズ選びで失敗しないためのポイント

ライフスタイルに合わせたサイズ選び

  通勤や買い物がメイン … セダンタイプ / ハッチバックタイプ
小回り抜群で、狭い道や駐車場でもストレスなく運転できます。

  レジャーやアウトドアを楽しむ … SUVタイプ
悪路走破性が高く、荷物をたくさん積めるので、アクティブなライフスタイルにぴったりです。

  ファミリーで使う … トールワゴンタイプ
室内空間が広く、チャイルドシートの取り付けや荷物の積み下ろしも楽に行えます。


家族構成に合わせたサイズ選び

  1人または2人 … セダンタイプ / ハッチバックタイプ
コンパクトなセダンタイプハッチバックタイプ十分です。

  小さな子供がいるファミリー … トールワゴンタイプ
後部座席も広く、チャイルドシートの取り付けも簡単です。

  大きな子供がいるファミリー … SUVタイプトールワゴンタイプ
荷物をたくさん積めるので、家族旅行やアウトドアレジャーにも対応できます。




使用シーンに合わせたサイズ選び

  主に都市部で使う … ダンタイプ / ハッチバックタイプ
コンパクトで、狭い道や駐車場もスムーズに運転できます。

  郊外や地方で使う … トールワゴンタイプ / SUVタイプ
悪路走破性に優れ、快適に過ごせる室内空間を備えています。

  仕事で使う … 軽トラック / 軽バン
荷物をたくさん積むことができます。



将来を見据えたサイズ選び

  結婚や出産、引っ越しを予定している:トールワゴンタイプ / SUVタイプ
荷物もたくさん積めて、軽自動車の中でも広い室内空間を備えています。


車の買い替え頻度が少なく、長く乗り続ける場合は、飽きのこないデザインや、将来のライフスタイルの変化にも対応できるような汎用性の高い車種を選びましょう。





用途別のおすすめ|毎日のお買い物に便利なコンパクトカー

スズキ アルト

‐ 低価格で燃費が良く、小回り抜群なので、毎日のお買い物に最適 -
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ダイハツ ミライース

- 軽自動車トップクラスの低燃費で、家計にも優しい一台 -
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ホンダ N-WGN

- 広い室内空間と便利なスライドドアが魅力で、子育てファミリーにおすすめ -
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ダイハツ タント

- 後部座席の広さは軽自動車トップクラスで、子育てファミリーに大人気 -
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(画像:タントカスタム)


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スズキ スペーシア

- スライドドアと低床フロアで、チャイルドシートの装着や荷物の積み下ろしも楽々 -
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ホンダ N-BOX


- 広い室内空間と多彩なシートアレンジができる収納力抜群モデル -
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スズキ ハスラー

- SUVらしいデザインと高い走破性で、アウトドアでの活躍間違いなし -
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ダイハツ タフト

- スクエアなフォルムと豊富なカラーが魅力の遊び心あふれる一台 -
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三菱 eKクロススペース

- 後部座席を倒すとフラットな空間が広がり、車中泊にも最適 -
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用途別のおすすめ|長距離ドライブも快適な乗り心地重視モデル

スズキ ワゴンRスマイル

- ゆったりとした乗り心地と静粛性の高さで、長距離ドライブも快適 -
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ダイハツ ムーヴキャンバス

- おしゃれなデザインと快適な乗り心地で、女性に人気の一台 -
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ホンダ N-ONE

- 上質なインテリアと安定感のある走りで、長距離ドライブも楽しめる -
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用途別のおすすめ|個性をアピールできるおしゃれな軽自動車

ダイハツ コペン

- オープンカータイプの軽自動車で、個性的なデザインが魅力 -
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スズキ ラパン

- レトロなデザインと可愛らしいカラーリングで、女性に大人気 -
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ホンダ S660

- スポーツカータイプの軽自動車で、スポーティな走りが楽しめる -
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軽自動車のサイズ選び、よくあるギモン

後部座席の広さはどれくらい必要?

後部座席の広さは、主に以下の点を考慮して決めましょう。

  乗車人数
人4人がゆったりと座れる広さが理想です。


  チャイルドシートの利用
チャイルドシートを取り付ける場合は足元スペースにも余裕が必要です。


  荷物の積載
後部座席を倒して荷物を積む場合は、荷室の広さも確認しましょう。

荷物はどれくらい積める?

荷物の積載量は、以下の点を考慮して決めましょう。

  普段の買い物
スーパーでの買い物程度であれば、ハッチバックタイプでも十分です。

  レジャーや旅行
荷物が多くなる場合はSUVタイプや後部座席を倒せる軽自動車がおすすめです。

  荷物の積載
仕事道具や資材などを運ぶ場合は、軽トラックや軽バンが便利です。

狭い道でも運転しやすい?

軽自動車は、普通車よりも小回りが利くので、狭い道でも運転しやすいです。特に、全長が短いセダンタイプやハッチバックタイプは、狭い路地や駐車場での切り返しもスムーズに行えます。


軽自動車の維持費はどれくらい?

軽自動車は、普通車よりも維持費が安く抑えられます。具体的には、以下の点が安くなります。


  • 自動車税 : 普通車の半分です。
  • 自動車重量税 : 普通車よりも安くなります。
  • 自動車保険料 : 普通車よりも安くなります。



軽自動車の安全性能は?

最近の軽自動車は、安全性能も大幅に向上しています。自動ブレーキや衝突安全ボディなど、普通車と同等の安全装備が搭載されている車種も増えています。中古車を選ぶ際は、安全装備の有無も確認しましょう。






中古車市場における軽自動車の人気と相場

中古軽自動車の選び方とチェックポイント

中古軽自動車を選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。



走行距離
走行距離が少ないほど、車両の状態が良い可能性が高いです。

年式
年式が新しいほど、最新の技術や装備が搭載されている可能性が高いです。

修復歴
事故や修理の履歴がないか確認しましょう、修復歴があると、車両価値が下がる可能性があります。

内装や外装の状態
キズや汚れ、ヘコミなどがないか確認しましょう。

試乗
実際に試乗して、エンジンの調子や乗り心地などを確認しましょう。



在庫が豊富な車種と価格帯の傾向

中古車市場では、人気車種や年式の新しい車種は、在庫が豊富で価格も高めです。一方、不人気車種や年式の古い車種は、在庫が少なく価格も安めです。予算や希望に合わせて、最適な車種を選びましょう。



安心して選べる中古車保証制度

中古車を購入する際は、保証制度の有無も確認しましょう。保証があれば、万が一の故障やトラブルにも対応してもらえるので安心です。アツミモータースでは、充実した保証制度をご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。






まとめ|軽自動車のサイズ選びは後悔しないように慎重に

軽自動車のサイズ選びは、ライフスタイルや家族構成、使用シーンなどを考慮して、慎重に行うことが大切です。この記事を参考に、自分にぴったりの一台を見つけてください。
アツミモータースでは、お客様のニーズに合わせて、最適な軽自動車選びをサポートいたします。お気軽にご相談ください。


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